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2012年5月15日
波乱を前向きに乗りきる
春たけなわの5月ですが、いまいち天候が安定しないようです。
どうやらそれは、ここ京都だけの状況ではなく、全国的な傾向のようで、しかも4月から続いているように思われます。
先月末から今月初めにかけての連休中も、例年に比して好天が少なかったのではないでしょうか。
気温も、上がったと思ったら、また下がるような波乱が多いように感じられます。年中で最もよい時季ともいえる5月。せっかくなので、もう少し安定してほしいところですね。
波乱といえば、天候以上に暮しに影響をもたらす経済。一旦緩和するように思われた円高や株安の再進行に、再度混迷の様相を呈してきた欧州情勢。こちらは早急な改善が望まれるばかりです。
色々と望み多い春5月ですが、自然は確実に推移しています。咲きほこる花の次には、まばゆい新緑が――。そんな、美しくも力強い自然に、ひととき接して英気をもらってみるのはいかがでしょうか。
写真は、京都盆地西縁にある松尾大社境内(京都市右京区)。今月初めの連休中の訪問で、あいにくの曇天・小雨のなかでの参観でしたが、それでも樹々の新緑はご覧の通りのまばゆさでした。
気候や世界経済は個人の力ではどうすることもできません。憂いに沈まず、今ある状況を活用して、前向きに、この波乱を乗りきってゆければいいですね。