銀嶺日誌|トップイメージ・画文&digital工房・銀嶺堂

過去の記事

2012年9月11日
外交の風雨を忍ぶ

京都市,中京区,突然の雨(2012年9月11日撮影)

9月半ばに近づき、ようやく熱帯夜が一段落となりました。

しかし、それはあくまでも朝晩の過ごしやすさの話で、昼間は変わらない暑さが続きます。

もちろん、暑さ最盛期のように35度を超えることはないのですが、まだまだ身を焦がされるような日々です。

それに追い打ちをかけるようなことが、ここ最近の天候不順。曇りや雨が多く、そのためか、湿度が高く暑さと共々心身に響きます。

写真は、今日午後外出先で突然見舞われた雨。結構な雨量で、道行く人共々、しばしの雨宿りを余儀なくされました。

荒天が続くといえば、外交問題。先月上旬に韓国の李明博大統領が竹島への上陸を強行してから、同国と我が国との関係に小さいとはいえない波風が立ってしまいました。

そして今日、我が国政府による突然の尖閣諸島国有化発表。それにより、今度は対中国関係に大きな波風が立ってしまいました。いずれの事件も、いつかは生じる避けられぬこととは言え、なぜこの時期なのかと、一介の庶民としては理解しがたいこともあります。

どうなっても互いに離れられない隣同士で、共にグローバル時代を歩む交渉相手国。これ以上の関係悪化を防ぎ、一刻も早い関係回復が望まれます。

秋雨の荒天のように、ひとまずは風雨を忍び、やがて実りと平安の季節が迎えられますように……。


過去の記事一覧